関西エリアの老人ホーム紹介・サポート株式会社RM(ラーム)

大阪市で介護施設が決まらない方へ|迷ったときの整理方法と決め方

大阪市で介護施設を探していて、

「何施設か見学したけれど決めきれない」
「どこも良いところと気になるところがある」
「本人と家族で希望が合わない」
「もっと良い施設がある気がして探し続けている」
「退院日が近いのに入居先が決まらない」

という状況になっていませんか?

介護施設が決まらないと、「もっとたくさん探した方がいいのでは?」と考えがちです。

しかし、すでに複数の候補がある場合、施設数を増やすことでさらに迷ってしまうこともあります。

必要なのは、候補を増やすことではなく「なぜ決められないのか」を整理することです。

この記事では、大阪市で介護施設がなかなか決まらない方へ、迷っている原因を整理し、ご本人・ご家族に合った施設を判断するための考え方をご紹介します。


まず確認|介護施設が決まらない理由はどれですか?

「決められない」と一言でいっても、その原因は家庭によって違います。

まず現在の状況に近いものを確認してみましょう。

決まらない理由よくある状況
条件が多すぎるすべて希望通りの施設を探している
比較基準がない施設ごとに違う部分を見ている
本人と家族の意見が違う本人は自宅、家族は施設を希望
費用が不安月額料金だけでは判断できない
医療・介護が心配将来も住めるか分からない
決断が怖い「ここで本当にいい?」と迷う
情報が多すぎる検索するたび候補が増える
時間がない退院などの期限が迫っている

まずは、

「施設が見つからない」のか

それとも、

「施設は見つかっているけれど決められない」のか

を分けて考えてみましょう。

この2つでは、次にやるべきことが大きく変わります。


候補がない場合と、候補がある場合では対処が違う

候補そのものが見つからない場合

必要な介護・医療、予算、希望地域などの条件を整理し直す必要があります。

例えば、

  • 医療条件が厳しい
  • 予算が合わない
  • エリアを限定しすぎている
  • 希望する入居時期に空きがない

などが考えられます。

この場合は「決める」より先に、検索条件の見直しが必要です。

すでに2~3施設の候補がある場合

新しい施設を探し続けるより、現在の候補を比較する段階です。

ここから先は、

どの施設が一番豪華か

ではなく、

どの施設なら本人が無理なく生活を続けられそうか

を考えていきます。


「100点の介護施設」を探していませんか?

介護施設が決まらない原因として多いのが、すべての希望を満たす施設を探してしまうことです。

例えば、

  • 自宅から近い
  • 駅から近い
  • 新しい
  • 個室が広い
  • 費用が安い
  • 医療対応が充実
  • 食事がおいしい
  • レクリエーションが豊富
  • スタッフが多い
  • すぐ入居できる

すべてを満たす施設が見つかれば理想的です。

しかし、現実には何かを優先すると、別の部分では希望と少し違うことがあります。

そこで、条件を3つに分けてみましょう。


条件を「絶対必要・できれば・こだわらない」に分ける

絶対に必要

満たしていなければ入居候補から外す条件です。

例えば、

  • 必要な医療ケアに対応できる
  • 必要な介護を受けられる
  • 予算上限を超えない
  • 認知症の状態に対応できる

などです。

できれば叶えたい

重要ですが、状況によって調整できる条件です。

例えば、

  • 家族宅から30分以内
  • 個室が広い
  • 駅から近い
  • レクリエーションが多い

などです。

あまりこだわらない

施設選びの決定要因にしなくてもよい条件です。

例えば、

  • 建物の新しさ
  • エントランスの豪華さ
  • 外観
  • 家族が好むデザイン

などが該当することもあります。

もちろん、何を重要とするかはご本人によって異なります。


5分でできる「条件仕分けシート」

一度、ご家族で書き出してみましょう。

条件絶対必要できればこだわらない
必要な介護□□□
医療対応□□□
月額費用□□□
家族からの距離□□□
個室の広さ□□□
食事□□□
レクリエーション□□□
建物の新しさ□□□
駅からの距離□□□
面会しやすさ□□□

この表を作るだけでも、

「実は絶対必要な条件は3つだけだった」

と気づくことがあります。


本人と家族の意見が違って決まらない場合

介護施設探しでは、ご本人とご家族で希望が違うこともあります。

例えば、

本人
「まだ家で暮らしたい」

家族
「一人暮らしを続けるのは危ない」

というケースです。

また、

本人
「今住んでいる地域から離れたくない」

家族
「面会しやすいように家族の近くへ来てほしい」

という場合もあります。

このとき、「どちらの希望を優先するか」だけで考えると話が進みにくくなります。


希望ではなく「理由」を聞いてみる

例えば、ご本人が、

「今の地域から離れたくない」

と言っている場合。

その理由が、

「昔から通っている病院へ行きたい」

なのか、

「知っている地域だから安心する」

なのか、

「友人と会いたい」

なのかで、解決方法は変わります。

同じように、ご家族が、

「家から近い施設がいい」

と言っている場合も、

「毎週面会したいから」

なのか、

「緊急時にすぐ行ける場所がいいから」

なのかを確認します。

条件そのものではなく、その条件を希望する理由まで整理することがポイントです。


A施設とB施設で迷ったら「違い」だけを見る

例えば2施設まで候補が絞れているとします。

共通している部分を何度比較しても、結論は出にくくなります。

そこで、A施設とB施設の違うところだけを書き出します。

比較項目A施設B施設
月々の総費用16万円程度18万円程度
家族宅から約15分約35分
医療対応必要な対応あり必要な対応あり
居室標準的少し広い
レクリエーション少なめ多め
本人の反応落ち着いていた楽しそうだった
気になる点活動が少ない費用と距離

こうすると、

「何を取る代わりに何を諦めるのか」

が見えやすくなります。

施設比較は、良いところをたくさん見つける作業ではありません。

自分たちが納得できる違いを見つける作業でもあります。


点数だけで決めず「この施設を選ぶ理由」を一文にする

比較表を作ったら、最後にそれぞれの施設について一文を書いてみましょう。

例えば、

A施設
「居室は普通だが、必要な介護に対応でき、予算内で家族も通いやすい」

B施設
「少し費用は高いが、本人が気に入っていて活動的に生活できそう」

という形です。

そして、

「私たちがこの施設を選ぶ理由は○○だから」

と言えるか確認します。

選ぶ理由が明確になれば、判断しやすくなります。


料金で決まらない場合は「5年間」で考える

月額料金が、

A施設:15万円
B施設:17万円

だった場合、月2万円の違いです。

1年間なら、

2万円 × 12か月=24万円

5年間なら、

24万円 × 5年=120万円

の差になります。

月額だけでは小さく感じる差でも、長期間では大きくなることがあります。

反対に、費用が少し高くても、

  • 必要なサービスが含まれている
  • 家族が通いやすい
  • 医療対応が充実している
  • 状態が変化しても生活を続けやすい

などの理由があるかもしれません。

価格差と、その差によって得られるものをセットで比較することが大切です。


「将来どうなるか」が不安で決められない場合

現在は入居できても、

「介護度が上がったら?」

「認知症が進んだら?」

「医療が必要になったら?」

と考えると決められない方もいます。

この場合は施設へ具体的に質問しましょう。

確認しておきたい質問

  • 要介護度が上がっても住み続けられますか?
  • 認知症が進行した場合はどうなりますか?
  • 医療ケアが必要になった場合は?
  • 入院した場合、居室はどうなりますか?
  • 退去になる可能性があるのはどんな場合ですか?
  • 看取りについてはどのような対応ですか?

「将来が不安」という漠然とした状態から、何が起きたときにどうなるのかへ質問を具体化すると判断材料が増えます。


口コミを見すぎて決められなくなっていませんか?

介護施設を検索すると、口コミや評価が見つかることがあります。

もちろん参考情報の一つにはなります。

ただし、

「A施設は良さそうだったけれど悪い口コミが1件あった」

「B施設は評価が高いからこちらの方がいい?」

と、口コミを見るたび判断が変わってしまうと決められなくなります。

口コミで気になる内容を見つけたら、

口コミだけで候補から外す

のではなく、

見学や問い合わせで確認する質問に変える

という使い方もあります。

例えば、

「スタッフが忙しそう」という口コミが気になったのであれば、見学時にスタッフの動きや入居者への声かけを確認します。


「もっと良い施設があるかも」が続いたら検索を止める

これは介護施設探しで意外と重要です。

3施設見ても、

「もっと良いところがあるかもしれない」

5施設見ても、

「あと少し探してみよう」

10施設見ても、

「まだ知らない施設があるのでは?」

となってしまうことがあります。

もちろん条件に合う施設がないのであれば探し直す必要があります。

しかし、

  • 必要な介護に対応できる
  • 医療条件を満たしている
  • 予算内
  • 本人も大きく拒否していない
  • 家族も通える

という候補が複数あるなら、検索量ではなく比較の段階へ進むタイミングかもしれません。


介護施設が決まらないときの「STOPチェック」

次の5項目にすべてチェックが入ったら、新しい施設を探す前に現在の候補を比較してみましょう。

  • 条件を満たす施設が2~3件ある
  • 実際に問い合わせをした
  • 必要な介護・医療への対応を確認した
  • 費用の総額を確認した
  • 見学して本人・家族の印象を確認した

ここまで進んでいるのであれば、情報不足よりも判断基準が整理できていないことが迷いの原因になっている可能性があります。


退院日が迫っているのに決まらない場合

入院中で、

「○日までに退院してください」

といった期限がある場合は、通常の施設探しとは優先順位を変える必要があります。

まず整理したいのは、

絶対に外せない条件です。

例えば、

  1. 必要な医療に対応できる
  2. 必要な介護を受けられる
  3. 現実的な予算である
  4. 希望時期に受け入れ可能

などです。

そのうえで、

「新築がいい」

「駅から徒歩5分以内」

「絶対にこの区」

といった希望条件をどこまで調整できるか検討します。

入院中の場合は、病院の相談員などとも情報を共有しながら進めましょう。


特別養護老人ホームが決まらない場合は「申込順」だけで考えない

大阪市の特別養護老人ホームは、新規入所者について原則要介護3以上が対象です。

また、単純な申込順だけで決まるのではなく、介護の必要度や家族等の状況を踏まえ、入所の必要性が高い方が優先されます。

そのため、

「半年待ったから、もうすぐ必ず入れる」

とは限りません。

大阪市では特別養護老人ホームの入所申込等状況も定期的に公表していますが、空床状況は日々変動するため、最新情報は各施設への確認が必要です。

特養だけで決まらない場合には、現在の介護状況に応じて、他の施設・居住系サービスを含めて考えることも選択肢になります。


家族だけで話しても決まらない場合は第三者に相談する

家族だけで話し合っていると、

「お金を優先したい」

「本人の希望を優先したい」

「家から近い方がいい」

など、それぞれの立場から意見が出ることがあります。

誰かが間違っているわけではなく、見ているポイントが違うことがあります。

その場合は、

  • 担当ケアマネジャー
  • 地域包括支援センター
  • 病院の相談員
  • 老人ホーム・介護施設紹介サービス

などへ相談し、一度条件を整理する方法があります。

大阪市の地域包括支援センターは、介護・福祉・保健などについて相談できる高齢者の総合相談窓口です。


最終判断前の10項目チェックリスト

候補が残っている場合は、最後に確認してみましょう。

  • 必要な介護に対応できる
  • 必要な医療に対応できる
  • 月々の総費用を理解している
  • 長期間支払える
  • 本人が強く拒否していない
  • 家族が無理なく関われる
  • 入居後の生活をイメージできる
  • 状態が変化した場合について確認した
  • 退去条件を確認した
  • 「この施設を選ぶ理由」を説明できる

すべての希望が100%叶っているかではなく、生活するうえで重要な部分に納得できているかを確認します。


よくある質問

介護施設を何件見ても決められません。もっと探した方がいいですか?

現在の候補が必要な介護・医療、予算などの条件を満たしているのであれば、施設を増やす前に「なぜ現在の候補では決められないのか」を整理してみましょう。

比較基準が曖昧な状態では、候補を増やしてもさらに迷ってしまう可能性があります。

本人と家族の希望が違う場合はどうすればいいですか?

それぞれが希望する条件だけでなく、「なぜその条件が必要なのか」まで話し合ってみましょう。

必要に応じてケアマネジャーなど第三者へ相談する方法もあります。

費用が高い施設と安い施設で迷っています

月額料金だけではなく、追加費用を含めた総額とサービス内容を比較しましょう。

また、数年間利用した場合の支払額まで考えておくことが大切です。

特別養護老人ホームは申し込んだ順番で入れますか?

大阪市では、介護の必要度や家族等の状況を踏まえ、入所の必要性が高い方が優先されます。

単純な申込順だけで入所が決まる仕組みではありません。

家族だけでは決められない場合、どこに相談できますか?

担当ケアマネジャーや地域包括支援センターなどへ相談できます。

具体的な施設候補を比較したい場合には、老人ホーム・介護施設の紹介サービスを利用する方法もあります。


まとめ|介護施設が決まらないときは「探す」から「整理する」へ

大阪市で介護施設を探していてなかなか決まらない場合、

施設が足りない

とは限りません。

まず、

なぜ決められないのか確認する
↓
絶対必要な条件を決める
↓
本人と家族の希望理由を整理する
↓
候補施設の違いだけを比較する
↓
将来への不安を施設へ質問する
↓
「この施設を選ぶ理由」を言葉にする

という順番で整理してみましょう。

100点の施設を探し続けるのではなく、ご本人が生活するうえで大切な条件を満たし、ご本人・ご家族が納得できる施設を選ぶことが重要です。

株式会社RMでは、大阪市を中心に老人ホーム・介護施設探しをサポートしています。

「何施設見ても決められない」

「本人と家族の意見がまとまらない」

「どの条件を優先すればいいか分からない」

「退院が迫っているのに施設が決まらない」

「今ある候補を一緒に整理してほしい」

といったご相談にも対応しています。

施設を増やすことだけではなく、現在の候補やご本人の状態、ご予算、ご家族の希望を整理しながら、納得できる介護施設探しをサポートいたします。

他の投稿

上部へスクロール