「そんなところには行きたくない!」
「まだ自分のことは自分でできる!」
施設への入居をすすめると、高齢者ご本人が強く拒否することは珍しくありません。
特に、今まで自宅で自由に暮らしてきた方ほど、「老人ホーム=終わり」というマイナスなイメージを持ちやすいのです。
でも、その気持ちにどう寄り添い、どう声をかければ良いのか?
この記事では、平野区で施設入居を考えるご家族の方向けに、“拒否されたときの対応方法”と“実際に使える声かけ例”をわかりやすくご紹介します。
なぜ高齢者は施設入居を嫌がるのか?
よくある心理・理由
- 自分はまだ元気だと思っている(現実とズレがある)
- 「捨てられる」「邪魔者にされた」と感じる
- 生活の自由がなくなることが怖い
- 「老人ホーム=最期の場所」という思い込みがある
💡拒否の裏には、不安や孤独、プライドの揺らぎがあります。
だからこそ、ただ「入ってもらわないと困る」と伝えるのではなく、相手の立場で気持ちに寄り添った声かけが大切です。
施設入居を拒否されたときの対応ステップ
✅ ステップ1:まずは否定せず、共感する
✖「そんなこと言ってられないよ!」
◯「そうだよね、今までずっと家で頑張ってきたもんね」
💡気持ちを受け止めるだけで、相手の態度はやわらぎやすくなります。
✅ ステップ2:「全部じゃなくて一部」から提案する
いきなり「完全に入居する」提案ではなく、“お試し入居”や“ショートステイ”など段階的な選択肢を提示してみましょう。
例:
- 「体験だけ行ってみようか?」
- 「2〜3日だけ泊まってみて、イヤだったら帰ってこよう」
- 「ちょっとリフレッシュがてら休みに行こう」
✅ ステップ3:「あなたのため」というより「家族の事情」を伝える
高齢者は、「自分のため」と言われると反発しやすい一方で、“家族の体調”や“介護の限界”などを聞くと納得しやすい傾向があります。
例:
- 「お母さんのこと、大事にしたいけど、最近腰が痛くて…」
- 「一緒に暮らしたいけど、私もちょっと限界で…」
- 「安心して過ごしてもらえる場所を探したいんだ」
実際に効果があった声かけ例【平野区の相談者さまより】
💬 ケース①:娘さんからお母様へ
「ずっと家にいてもらいたいけど、もし夜に何かあったら…と思うと不安で…。
ちゃんと見てくれる人がいるところのほうが、安心して暮らせるかなと思って。」
→「それなら、一回話だけ聞いてみようか」と前向きに。
💬 ケース②:息子さんから父親へ
「俺が倒れたら、親父も困るやろ?今のうちに、安心できる場所を見つけとこうや。」
→最初は怒っていた父親も、徐々に話を聞いてくれるように。
どうしても納得しないときは、第三者の力を借りるのも有効
家族だけで話し合うと、感情的になったり、かえって反発を生むこともあります。
そんなときは…
- ケアマネジャー
- 医師や看護師
- 施設紹介の専門員
など、中立的な立場の人から客観的に説明してもらうことで、受け入れやすくなることもあります。
RM相談支援センターでは、ご本人への説明サポートも行っています!
RM相談支援センターでは、ご家族だけでなく、ご本人への説明・気持ちの整理にも対応しています。
🧑⚕️ 私たちができること
- 施設の“生活のリアル”をやさしく丁寧に説明
- 「怖い場所ではない」と伝える対話のサポート
- ご家族の気持ちを整理するお手伝い
- ご本人・ご家族そろっての三者面談も可能
「まずは話を聞いてもらうだけでいい」
そんなお気持ちでも、どうぞお気軽にご相談ください。
📞 お問い合わせはこちら!
- 電話で相談する:06-7165-2925
- LINEで気軽に聞く:👉 友だち追加はこちら
* LINEは24時間受付中です。
* 土日祝・夜間のご相談もOK!
まとめ
施設に入りたくないという言葉の裏には、**「不安」「さみしさ」「失うことへの怖さ」**があります。
そんなときこそ、
- 否定せず、共感する
- 小さな一歩から提案する
- 「自分のため」より「家族の思い」を伝える
- 第三者の力も借りる
この4つのアプローチで、少しずつ心を開いてもらえる可能性が高まります。
RM相談支援センターでは、“気持ちに寄り添う施設選び”をサポートしています。
迷ったら、まずはお話を聞かせてください😊
 
								 
								 
								 
								