「親がどうしても施設に入ろうとしない…」
「介護は限界。でも本人が反対していて進められない」
こんなお悩みを抱えているご家族はとても多くいらっしゃいます。
高齢者本人が**「まだ自分でできる」「家にいたい」という気持ちを持つのは自然なこと。でも、ご家族としては「心配」「もう限界」**という思いも強いですよね。
この記事では、老人ホームへの入居を嫌がる高齢者との向き合い方と、話し合いをスムーズに進めるためのヒントをお伝えします。
高齢者が入居を拒否する主な理由とは?
1. 自立心・プライドがある
「まだできる」「誰かの世話にはなりたくない」といった気持ちから、“介護される側”になることへの抵抗感が強い場合があります。
2. 環境の変化が不安
長年暮らした自宅を離れ、知らない場所に移るのは強いストレスです。とくに認知症のある方は環境の変化に弱く、不安が強く出ます。
3. 「施設=終わり」というイメージ
「老人ホームに入る=人生の終わり」とネガティブにとらえる方も。
これは昔の施設のイメージが強く残っている影響もあります。
4. 施設についての情報がない
施設の良さや実際の暮らしを知らないまま、「つまらない場所」「自由がない」と思い込んでいるケースもあります。
向き合い方のヒント:ご本人の気持ちを尊重しながら話すには?
✅ 1. 否定せず「心配している」という姿勢を伝える
✖「もう無理でしょ」「一人じゃ危ない」
⭕「最近、転ばないか心配で」「お母さんが安心して暮らせる場所を考えたくて」
ご本人のプライドや自尊心を傷つけず、「あなたを大事に思っている」気持ちを前面に出すことが大切です。
✅ 2. いきなり入居を迫らない
「来月から施設ね」と急に話すと、誰でも拒否反応が出ます。
まずは見学だけ・資料だけなど、“一歩手前”の行動から始めるのがコツです。
「ちょっとどんなところか見に行ってみようか」
「近くに良さそうな場所があるって聞いたよ」
など、軽い提案からスタートしましょう。
✅ 3. 第三者の力を借りる
家族の言葉だと感情がぶつかりやすいことも。
そんなときは、ケアマネージャー、医師、RM相談支援センターのような専門家など、第三者の意見をうまく使うのが効果的です。
「先生がそう言うなら…」
「プロの人が言ってるなら…」
と、ご本人の納得につながる場合があります。
✅ 4. “選べる”ことを伝える
「施設に入る=自由がなくなる」ではなく、
「どんな場所を選ぶか」「どう過ごすか」は自分で決められるということを伝えてみてください。
見学のときも、「あなたの意見を聞きたいから一緒に行こう」と話すと、抵抗が和らぐこともあります。
無理に進めるのではなく、ゆっくり寄り添うことが大切
どれだけ良い施設でも、本人が納得しないまま入居してしまうと、生活がうまくいかないことも。
だからこそ、
- 焦らず
- 対話を重ねて
- 信頼関係を保ちながら
**「いざというとき、選べる準備をしておく」**というスタンスが、ご本人にもご家族にも負担の少ない方法です。
RM相談支援センターでは「入居を迷っている段階」のご相談も歓迎しています
RM相談支援センターは、平野区を中心に老人ホーム紹介を行っている無料の専門相談窓口です。
「まだ決められない」「本人が嫌がっていて進まない」
そんな段階でも大丈夫です。話し合いの進め方や、ご本人とのコミュニケーション方法のアドバイスも可能です。
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- 電話で相談する:06-7165-2925
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まとめ
高齢のご家族が老人ホームへの入居に抵抗を感じているときは、
本人の気持ちを尊重しながら、少しずつ選択肢を広げていくことが大切です。
- 否定せず、心配していることを伝える
- 見学など“お試し”から始める
- 第三者のサポートを借りる
- 選ぶ自由があることを伝える
RM相談支援センターでは、ご本人にもご家族にも「ここなら安心」と思える選択を一緒に考えていきます。
まずは話すことから、一歩踏み出してみませんか?
 
								 
								 
								 
								