はじめに:「施設に入ったら、もう何もできない?」
「入居したら、家族はもう何も関与できないんですよね?」
「少し距離を置いた方がいいのか、もっと関わるべきか迷います…」
そんなお声を、施設入居が決まったご家族からよくいただきます。
実は、施設入居後こそ“家族のサポート”が重要です。
この記事では、生野区の施設に入居したあと、ご家族ができること・しておくべきことを、わかりやすく整理してご紹介します。
入居後のサポートで「本人の安心感」が大きく変わる
施設に入っても、入居者本人は知らない環境・知らない人ばかりの新しい生活を始めることになります。
だからこそ、
- 家族が顔を見せてくれる
- 必要なものを届けてくれる
- 定期的に連絡をくれる
といったことが、大きな安心感と心の安定につながるのです。
施設入居後に家族ができる5つのサポート
✅ 1. 定期的な面会・連絡
- 月1〜2回の訪問があると、本人の表情も安定
- 電話やビデオ通話も◎
- 忙しくても「顔を見せに行く」だけで充分喜ばれます
👉 面会ルール(時間帯・予約制)などは施設ごとに異なりますので、入居時に確認しておきましょう。
✅ 2. 必需品・日用品の補充
施設では、以下のような日用品が自己負担となることが多いです:
- 衣類(肌着・靴下など)
- 洗面用具・シャンプー類
- ティッシュ・ウェットシート
- おやつ・飲み物
- 季節のもの(冷感パッド、ひざ掛けなど)
👉 施設スタッフと相談しながら、定期的な補充をサポートすると喜ばれます。
✅ 3. 金銭・契約関係の管理
本人が判断できない場合は、家族が以下を対応することになります:
- 通帳・年金の管理
- 医療費や施設費用の支払い確認
- 各種契約(保険・後見・身元保証など)の見直し
👉 必要に応じて、成年後見制度の利用も検討を。
✅ 4. 健康・生活状況の把握
施設からの定期的な連絡(電話・文書・モニタリング報告)に対し、
- 気になることは確認・相談
- 必要があればケアプラン変更を依頼
- 医療や服薬の説明を受ける場面では家族が同席
👉 「施設に任せきりにしない」ことが、ご本人にとっての安心にもつながります。
✅ 5. 季節行事や外出の付き添い
施設では、
- 敬老の日イベント
- 誕生日会
- 外出レクリエーション(初詣・花見など)
などが行われる場合もあります。
参加可能であれば、ご家族も同行・参加するととても喜ばれます。
よくあるご相談(FAQ)
Q1. 忙しくてなかなか面会に行けません…
大丈夫です。
LINEや電話での連絡でも充分です。
施設によっては「オンライン面会」や「写真付きの近況報告」をしてくれるところもあります。
Q2. 医療のことや薬のこと、家族が関わってもいいの?
もちろん可能です。
ご本人の健康状態や服薬状況については、ご家族にも共有されるべき情報です。
不安な点は施設の看護師や主治医に遠慮なく確認を。
Q3. 面会に行くと、本人が混乱するのでは?
認知症の進行などにより、「帰りたい」と言うこともあるかもしれません。
ただし、家族の顔を見ること自体は安心感になります。
施設スタッフと連携しながら、最適な面会頻度・対応方法を調整しましょう。
「入れて終わり」じゃない。家族にできる関わり方を
施設に入居すると、
「もう家族の出番はない」
「全部お任せしよう」
と思いがちですが、実際は家族のちょっとした関わりが、ご本人の心と生活を支える柱になります。
RM相談支援センターでは、
- 入居後の関わり方に不安がある
- 施設とのやりとりが難しい
- 何をすればいいかわからない
といったお悩みにも寄り添い、入居後の家族サポート体制づくりをお手伝いします。
ご相談・ご紹介はすべて無料です!
📞 お電話でのご相談:06-7165-2925
💬 LINEで簡単相談:友だち追加はこちら
「入居後、家族としてどうすればいいかわからない…」
そんなときも、私たちにご相談ください。
あなたの「そばにいる気持ち」を、施設の中でも大切にしていきましょう。

