こんにちは。
大阪市で老人ホーム紹介を行っている RM(ラーム)です。
大阪市では年々、
認知症の行動心理症状(BPSD)が強い方の相談 が増え続けています。
BPSDとは、
認知症によって起こる
- 暴言
- 暴力
- 妄想(物盗られ妄想など)
- 徘徊
- 介護拒否
- 幻覚
- 昼夜逆転
- 不穏行動
- 食事拒否
- 衣服の脱ぎ捨て
- 他入居者への干渉
といった“行動・心理的な症状”のことです。
こうした症状があると、
一般の施設では受け入れが難しくなる ため、
家族や支援者(SW・包括・ケアマネ)が非常に困りやすい分野です。
結論として――
■ 大阪市には“BPSDに強い施設”が多数存在します。
ただし、
症状と施設の対応レベルを正確に合わせることが最重要です。
この記事では、
大阪市で BPSDに強い施設を選ぶ方法 を、
専門家視点でわかりやすくまとめます。
■ 1. BPSDがあると施設入居が難しくなる理由
✔ 理由①:他入居者とのトラブルのリスク
暴言・暴力・干渉などは、施設内の安全に直結するため
受入れを断られるケースが多い。
✔ 理由②:夜間対応の負担が大きい
徘徊・不穏・昼夜逆転があると、
夜間スタッフの体制が必要。
✔ 理由③:医療リスクが高い
脱水・低栄養・転倒・服薬拒否など
医療的な状態悪化を招きやすい。
✔ 理由④:症状の個人差が大きい
「同じ認知症」でも、性格や生活歴で症状は大きく違うため、
施設は受け入れ判断を慎重にする必要がある。
■ 2. 大阪市で“BPSDに強い施設”の特徴
BPSDの方が安心して生活できる施設には、
以下の特徴があります。
✔(1)認知症ケア専門のスタッフがいる
- 認知症ケア専門士
- 精神科との連携
- BPSDの対処経験が豊富
スタッフの質が最重要。
✔(2)医療連携が強い
BPSDが悪化した時に医師の判断が必要。
- 精神科
- 神経内科
- 内科クリニック
が連携している施設は安心。
✔(3)夜間対応が充実している
徘徊・不穏・転倒リスクに対応できる体制かがポイント。
✔(4)少人数ユニットの施設
刺激が少なく、落ち着きやすいため
行動症状が軽減される傾向がある。
✔(5)スタッフの“拒否しない姿勢”
認知症を理解している施設は
「拒否・否定・矯正」をしない対応に慣れている。
■ 3. BPSDの種類別|大阪市で選ぶべき施設のタイプ
▼ 暴言・暴力
→ 医療強めの住宅型有料老人ホーム
→ 認知症対応専門の施設
▼ 妄想(物盗られ妄想など)
→ 少人数ユニットのグループホーム
▼ 徘徊・外に出て行く
→ 夜間対応が強い施設
→ 施錠管理のある住宅型
▼ 介護拒否
→ 認知症ケア経験豊富なスタッフがいる施設
▼ 昼夜逆転
→ 夜勤人数が多いホーム
▼ 食事拒否
→ 医療連携の強い施設
■ 4. 区ごとに見る「BPSD対応に強い大阪市のエリア」
以下は大阪市で特にBPSD対応が強い傾向の区です。
◎ 生野区
認知症中重度の受入れが非常に強い。
◎ 東淀川区
施設数が多く、BPSD受入れの選択肢が豊富。
◎ 平野区
医療強め+認知症対応強めの施設が多い。
◎ 住之江区・西成区
生活保護+認知症中重度の組み合わせに強い。
■ 5. RMがBPSD案件に強い理由
✔ 大阪市全域の“BPSD受入れ可能施設”を把握
症状別・医療連携別で毎週更新。
✔ 行動症状のある方の入居実績多数
暴言・徘徊・妄想などの複合案件も対応。
✔ 身寄りなし・生活保護・医療重度など複合案件に強い
BPSDは複数問題が重なることが多いので重要。
✔ 病院SW・包括・ケアマネとの連携が豊富
退院困難ケースも出口をつくれる。
■ 6. まとめ
認知症の行動心理症状(BPSD)が強い方でも、
大阪市には受入れ可能な施設が多数あります。
重要なのは、
- 症状の正確な共有
- 医療連携の有無
- 夜間対応
- 施設スタッフの質
- 区ごとの特徴
これらを踏まえて“合う施設”を選ぶことです。
BPSDが理由でどこも受け入れてくれない…
そんな場合でも、
RM(ラーム)なら受入れ先を見つけられる可能性があります。
お気軽にご相談ください。

