こんにちは。
大阪市で老人ホーム紹介を行っている RM(ラーム)です。
病院の医療ソーシャルワーカー(SW)、地域包括支援センター、ケアマネから
年々増えている相談がこちらです。
- 「家族と連絡が取れない」
- 「家族が関わりたがらない」
- 「子どもが拒否している」
- 「身寄りなしで退院が進まない」
- 「緊急連絡先がいない」
大阪市では単身・独居の高齢者が非常に多く、
家族と疎遠なまま入院 → 退院困難 → 施設探し
というケースが急増しています。
結論として――
■ 家族と疎遠でも、施設入居は“可能”です。
ただし、
契約・緊急連絡先・金銭管理・意思決定
など複数の問題を同時に解決する必要があります。
この記事では、
大阪市で“家族と疎遠な高齢者”の施設探しを
成功させるための具体策をまとめました。
■ 1. 疎遠な家族がいると施設入居が難航する理由
✔ 理由①:契約者・緊急連絡先がいない
多くの施設は「契約者」「緊急連絡先」を必要とするため、
家族不在だと入居が止まる。
✔ 理由②:判断能力の確認が難しい
本人の認知症があると、
意思確認が難しくなる。
✔ 理由③:金銭管理が不透明
- 通帳不明
- 支払いが困難
- 滞納のリスク
これらが施設判断を重くする。
✔ 理由④:医療処置が必要な場合に判断者が不在
緊急時の判断が必要になるため、施設が不安を抱える。
✔ 理由⑤:退院調整が進まない
病院が家族に連絡できないと、
退院期限が迫っても施設検索ができない。
■ 2. 大阪市で“家族と疎遠な高齢者”の施設探しを成功させる方法
大阪市は制度も施設数も多いため、解決の選択肢が多いです。
▼(1)判断能力がある場合:本人契約で入居できる
✔ 連絡先は本人の同意のもとRMが調整
✔ 契約者は本人で可
✔ 金銭管理は生活保護で安定化できる
※認知症が軽度ならこのルートが最速。
▼(2)判断能力が不十分な場合:支援者と連携して調整
以下の方法が現場で最も多いです。
- 民生委員・包括支援センターとの連携
- 病院SWが家族に代わる調整
- RMが契約・意思確認のサポート
- 法定後見制度 or 任意後見制度の相談
- 生活保護のケースワーカーとの三者連携
大阪市は支援資源が豊富なので解決しやすい地域です。
▼(3)生活保護の活用
疎遠な家族問題では生活保護が非常に有効。
- 費用の安定
- 金銭管理のサポート
- 家賃滞納のリスク低下
- 入居しやすい施設が増える
“家族の援助”が期待できないため、制度が非常に有効に働く。
▼(4)身元保証サービスの利用
緊急連絡先が完全にいない場合に有効。
- 契約時の同行
- 緊急時の対応
- 必要物品の手配
- 生活支援
大阪市は身元保証サービスの連携が非常に進んでいる地域。
■ 3. 家族が“関わりたくない”ケースの対応方法
大阪市で特に多いのがこちら。
✔ パターン①:家族が拒否している
「もう関われない」「あなたが見てください」というケース。
→ 対応
- SW・RMが最小限の確認だけ行う
- 緊急連絡先不要の施設に絞る
- 生活保護+身元保証サービスで解決
✔ パターン②:家族が本人の行動症状に疲弊
認知症中重度で家族が限界になっているケース。
→ 対応
- BPSDに強い施設を優先
- 医療+認知症対応の施設へ
- 家族の負担ゼロの運用に切り替える
✔ パターン③:家族はいるが“実質不在”
音信不通・番号変更・所在不明など。
→ 対応
- 支援者とRMで調整を完結
- 生活保護のケースワーカーと連携が有効
- 緊急連絡先不要の施設を中心に
■ 4. 大阪市内で“疎遠家族のケース”に強いエリア
以下の区は、家族不在・身寄りなし案件に強い傾向があります。
◎ 西成区
生活保護 × 単身 × 医療重度にも強い。
◎ 住之江区
身寄りなし案件の受入れ実績が豊富。
◎ 生野区
認知症・行動症状があっても受け入れ可能な施設が多い。
◎ 平野区
医療+認知症+生活保護の複合案件に強い。
◎ 淀川区
医療重度の疎遠家族ケースに適した施設が豊富。
■ 5. RMが“家族と疎遠なケース”に強い理由
✔ 大阪市全域の“身寄りなし案件対応施設”を把握
ネットに載らない入居可否を毎週更新。
✔ 家族不在・疎遠・拒否のケースの実績が多数
契約・判断・金銭・医療すべて調整できる。
✔ 病院SW・包括・ケースワーカーとの連携が強い
退院困難ケースでも出口を作れる。
✔ 身元保証サービス・生活保護との連携がある
家族不在でもスムーズに入居できる。
■ 6. まとめ
大阪市では、
“家族と疎遠”という理由だけで退院・入居が進まないケースが非常に多い です。
しかし、
本人契約
生活保護
身元保証サービス
医療・認知症対応施設
支援者の連携
これらを組み合わせれば、
必ず解決の道はあります。
家族と連絡が取れない、
拒否されている、
音信不通で退院困難……
そんな時は、
RM(ラーム)へご相談ください。
複雑な状況でも、
最短で入居の出口を作るお手伝いをします。

